【パーソルプロセス&テクノロジー株式会社】ドローンで災害対応 自治体と連携したフロー作成と人員確保でスムーズな対応目指す

パーソルグループのドローンの取り組み
沢村愛弓

広島県神石高原町は、コンサルティングやシステム開発事業を展開する「パーソルプロセス&テクノロジー株式会社」と連携し、災害時にドローンを活用した対応フロー構築および人材選定を開始しました。

目次

ドローンを活用した災害対応に関する講習

高原町は、災害時に町民がドローンで現場の写真撮影を行い、自治体間で画像による視覚による情報共有でスムーズな対応や応急処置を実現する目的として同事業を推進しています。高原町は2022年に入り、事業展開のため「災害対応フローの作成と実習」、「ドローンを活用した災害対応に関する講習」を実施しました。

「災害対応フローの作成と実習」では、災害発生時からドローンを使用した現場撮影、情報共有のための画像作成、共有までの一連の流れをフロー化しております。2月と3月には、フローの落とし込みとして実際に実機を使った訓練も行われています。

「ドローンを活用した災害対応に関する講習」においては、ドローンを災害時に活用する上での基礎知識から具体的な運用方法、実機による操作実習を行ったといいます。ドローンのマニュアル読み合わせに始まり、バッテリーの使用限界点、センサーの有効範囲などの理解を深めたとのことです。

民間企業と連携

同事業は、パーソルプロセス&テクノロジーと「ドローンコンソーシアム」として2019年10月1日に起ち上げられました。災害時だけでなく、橋梁の点検から農地、固定資産の確認といった人手不足の問題にも有効とみられており、高原町以外の近隣地域への対応も目指しているとのことです。

【参考URL】

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この記事を書いた人

SDGsプロデューサー

企業や自治体が推進するあらゆる分野のSDGsをサポート。新しい視点でのSDGsをプロデュースすることが得意。

野菜ソムリエとして様々な媒体の料理監修やレシピ開発、編集業務に携わる中でSDGsに出会い、その魅力と重要性に気づいてSDGsの勉強をはじめる。現在はデータセクショングループ株式会社MSSで「SDGsプロデューサー」として活動中。

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