「伊藤園」社を筆頭に複数の企業が連携し、2023年春よりバイオ炭を活用した温暖化対策効果を評価する取り組みがスタートしました。
バイオ炭は、木材や竹などを資源に炭化することで生成される炭化物です。
炭の二酸化炭素を閉じ込める性質から温暖化抑制効果や、土壌の水質浄化などに効果があるとして世界でも注目が集まっています。
こちらの取り組みでは、宮崎県内の木材を使用したバイオマス発電を行う大生黒潮発電所において発生するバイオ炭を、伊藤園社の契約農家で運営される大規模茶園にて散布されます。
これにより、温暖化対策への効果だけでなく施肥効果による茶の生産性においても有効であるかを評価し、農業における地域資源の循環を目指すとのことです。
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