沢村愛弓
ドローンとAIを用いたコンサルティングや農業、教育事業を展開する「ドローン・ジャパン株式会社」が取り組み始めた、SDGs課題への貢献につながる「ドローンワインプロジェクト」を取り上げてみます。
目次
ドローンワインプロジェクト
ドローン・ジャパン社は、農業分野において農薬と化学肥料の過剰使用が気候変動に悪影響を及ぼしているとして問題提起しております。
同社は、課題解決のため協賛企業の「フィラディス」と「成城石井」にて取り扱われているフランスワインの生産者に協力を得て、農薬や化学肥料に頼らない栽培支援技術を開発したとのことです。
これらの技術を生かした取り組みは「ドローンワインプロジェクト」と名付けられ、「ひとりでも多くのワイン用ブドウの有機栽培生産者を増やす」ことを目指すとのことです。
ドローンとAIを駆使した技術活用
ドローン・ジャパン社は、フランスワインの生産者が保有するワイン農地でドローンとAIを使用したワイン用ブドウの生育状況を可視化することに成功しております。ドローンで撮影した農地の画像に3次元情報を加えたAI画像解析技術により、「ブドウの葉と雑草の区別」や「生育期ごと形や色、大きさごとの分布図作成」が可能といいます。これらのデータから肥料設計や計画を精密に進めることができ、結果として農薬や化学肥料の使用を少なくできるとのことです。
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