就職・転職情報会社「学情」社は、SDGsが就職活動においてどのように影響するのか2025年3月卒業予定の学生を対象にアンケート調査を実施しました。同アンケートは、同社が運営する就職サイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」のユーザーを対象に約550件のWebアンケート回答を基に作成されています。
就職活動において高まるSDGsへの意識
「就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると志望度は上がりますか?」の質問に対し、「志望度が上がる」が29.4%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が40.8%との結果が出ており、全体の70.2%が志望度に影響するとのことです。
また、他の回答として、「仕事を通して社会課題の解決に貢献したい」「社会課題の解決に貢献する企業でないと、社会と良好な関係を築けないと思う」などのコメントも挙がっています。
同アンケートにおいて、「SDGs(Sustainable Development Goals)について知っていますか?」の質問に、84.0%「言葉も意味も知っている」と回答、対して「知らない」の回答はわずか1.5%だったとのことです。
結果としてSDGsの認知度は98.5%になることが明らかになりました。
また、「企業のSDGsに関する取り組みを、仕事選びにおいて意識しますか?」の質問に、「意識する」が26.0%、「どちらかと言えば意識する」が25.7%で全体の51.7%が仕事選びにSDGsを意識しているとのことです。
同アンケート結果から、昨今の学生の多くは脱プラスチックや食品ロス削減、サステナブル商品への関心が高まっており、社会課題の解決に貢献する企業で働きたいという意識を持っていることが分かります。
一方の企業側も、SDGsを意識した商品開発やコミュニケーションを展開しているとのことです。
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