「アップサイクル」設立で、廃棄され続ける紙資源や間伐材をアップサイクル

つむぎのロゴ

最近設立されたアップサイクルに取り組む団体がありました。様々な企業が連携して取り組む形も増えてほしいですね。

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「アップサイクル」設立で、廃棄され続ける紙資源や間伐材をアップサイクル

2023年2月7日、「一般社団法人アップサイクル」という団体が設立されました。

アップサイクルは、利用可能な資源であるにも関わらず廃棄されてしまう現状への改善を課題として挙げ、様々な企業や組織と連携した有効活用を目指すとのことです。アップサイクルには、ニッシントーアや凸版印刷、ネスレ日本、CNC、メットライフ生命保険といった大手企業が参画しています。

廃棄される紙資源をリサイクルして地域社会を「紡ぐ」

アップサイクルはじめの取り組みとして、「TSUMUGI」を紹介しています。

日本容器包装リサイクル協会によると、紙製容器包装の排気量は家庭から約73.8万トンなのに対して、リサイクルに使用されているのは2万トンという、リサイクル率はわずか約2.7%に過ぎないとのこと。

TSUMUGIは、使用後の紙資源や間伐材をリサイクルし新たに再利用できるよう生み出された紙糸資材です。

TSUMUGIの使用感は柔らかくてやさしい手触りとなっており、吸湿性や軽量性も特長的とのことです。

地球や社会、地域コミュニティを「紡ぐ」象徴として手に取ってもらいたいという意味が込められているとのことです。

【参考URL】

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000117594.html

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この記事を書いた人

SDGsプロデューサー

企業や自治体が推進するあらゆる分野のSDGsをサポート。新しい視点でのSDGsをプロデュースすることが得意。

野菜ソムリエとして様々な媒体の料理監修やレシピ開発、編集業務に携わる中でSDGsに出会い、その魅力と重要性に気づいてSDGsの勉強をはじめる。現在はデータセクショングループ株式会社MSSで「SDGsプロデューサー」として活動中。

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