2030年までに達成すべき17の目標であるSDGs。地域資源の有効活用と、その魅力を伝えることによる地域循環型社会への参加。
また持続可能な農業と生態系の保護といった活動もSDGsに向けた取り組みのひとつです。
今回紹介するのは、象のフンを活用した市原市の「田植え体験」イベントです。循環型社会への貢献とSDGs目標達成に向けたユニークな取り組みです。
株式会社HAMIRUが千葉県市原市で開催した「田植え体験」イベントは、循環型社会の実現とSDGsへの貢献を目指す取り組みです。このイベントは市原ぞうの国、星野農園高滝湖、高滝湖グランピングリゾートの3社合同で行われ、市原ぞうの国で暮らす象の糞を堆肥として使用しました。この堆肥は土壌改良効果があり、地域の有機物資源として活用されています。
イベントでは、参加者が実際に田植えを体験し、9月には稲刈り体験も予定されています。高滝地区では、地域の特色や資源を活かした循環型社会が成り立っており、イベントを通じて一般の方にもその魅力を伝え、地域循環型社会への参加を促しています。
市原ぞうの国は、人と動物の共生をテーマにした体験型の動物園で、広大な敷地に多種多様な動物が暮らしています。一方、星野農園高滝湖は農業と観光で地域活性化に取り組んでおり、高滝湖グランピングリゾートは廃校の小学校を再利用した施設で、贅沢なアウトドア体験を提供しています。
このイベントは、地域資源の有効活用と、地域に根差した運営を目指す株式会社HAMIRUの理念に沿ったものであり、地域の課題解決にも寄与しています。市原市長もこのイベントを高く評価し、市原の新しい名物としての可能性を指摘しています。
このような地域密着型のイベントは、参加者にとって貴重な体験であり、地域社会にとっても持続可能な発展を促す重要な役割を果たしています。
参考記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000071067.html