沢村愛弓
学校制服や体操服などのスクールウェアを中心に取り扱う「菅公学生服」社は、昨今のジェンダーレス制服のニーズを背景とし、スクール水着や学校での水泳授業に対するアンケート調査を実施しました。
目次
ジェンダーレス水着の採用はわずか9%
調査対象は全国の中高校生男女それぞれ700名に、インターネット上で実施されています。
授業で使用されているスクール水着のタイプに関する調査では、全体の91.1%が男女別タイプの水着が使用されており、セパレーツタイプなどの男女兼用水着を採用している学校はわずか8.9%となっています。
水泳授業に好意的な中学生は3割
また、「水泳授業の好意度」に関する調査では、全体の5割弱が好意的に捉えているようです。
一方で「とても嫌い」との回答は25.5%となっており、中でも中学生に絞れば34.2%と最も多い結果が出ています。
水着が水泳授業を嫌う理由に
水泳授業を嫌う理由としては、「水着が恥ずかしい」、「体を露出したくない」、「体に傷があるから見られたくない」、「スクール水着を着たくない」といった回答が挙がっているそうです。
菅公学生服社は、生徒の多様性や個性を尊重して、男女で色やデザインの区別がない、かつ肌の露出やラインが目立たないジェンダーレスを取り入れた水着がニーズとなっていると分析しています。
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