2030年までに達成すべき17の目標であるSDGs。SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」では、持続可能な消費と生産のパターンを確保することが掲げられています。
今回紹介するのは、株式会社リベルテの環境への取り組みと新商品「Bouquet Debout – ブーケ ドゥブー」です。持続可能なラッピングとフローラルフォームの使用削減に焦点を当てています。
リベルテの環境への取り組み
株式会社リベルテは、創業以来「自然律」を大切にし、環境に配慮した取り組みを続けてきました。気候変動や生態系の破壊が進む中、企業として環境問題に取り組むことは、未来と地球の調和を守るために不可欠です。持続可能な開発目標(SDGs)の推進の一環として、都内を中心に展開する生花店「レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ」では、環境に配慮した資材でラッピングした花束を提案しています。
新商品「Bouquet Debout – ブーケ ドゥブー」
「Bouquet Debout – ブーケ ドゥブー」は、環境に優しい資材を使用し、花瓶がなくても手軽に楽しめるブーケです。紙製のブーケBOXと保水カップを採用し、花瓶を持っていない方でも手軽に楽しめるように設計されています。これまで、花瓶に移し替える手間がなく、お手入れが簡単なフラワーアレンジメントもおすすめしてきましたが、使用している資材が環境に負荷をかけることが課題の一つでした。そこで、環境に優しいだけでなく、花瓶をお持ちでない方にも手軽に楽しんでいただける「Bouquet Debout – ブーケ ドゥブー」を開発しました。2024年10月1日から販売が開始され、各店舗で購入可能です。
環境に優しいラッピングへのこだわり
レ ミルフォイユ ドゥ リベルテは、1987年にパリで創業した生花店の伝統を受け継ぎ、紙のラッピングを採用しています。白い厚手の紙と花材によって変えるカラーペーパーで、花がまるで白い額縁に入った絵画のように美しく見えるようデザインしています。さらに、ラフィア椰子の繊維から作られた自然素材の紐で束ねています。新たに2024年10月からは、花束の保水にも紙素材でできた袋を使用する予定です。
フローラルフォームの使用削減
環境負荷を軽減するために、フラワーアレンジメント制作に必要なフローラルフォーム(石油原料の樹脂製)の使用を控えています。フローラルフォームは主に石油原料の樹脂から作られており、再利用が難しく廃棄物として残り続けることから、環境に悪影響を及ぼすことで知られています。代わりに、生分解性フローラルフォームを使用し、廃棄物の削減に努めています。花束はラッピングを外し、水を入れた器にそのまま飾るだけでなく、自由にアレンジして楽しむことができます。
このコラムを通じて、株式会社リベルテの環境に対する真摯な取り組みと、その魅力的な商品をご紹介しました。花束を贈ることで、地球に優しい選択をすることができるのです。
【参考】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000064675.html